チラーの選定基準と種類について
■選定について
1 種類(方式)
2 液量
3 温度(冷却前、冷却後)
■種類(空冷式・冷却式、一体型・セパレート型)
・空冷式・冷却式
循環させる液体(水や熱媒体)をチラー内部で温度調節する際の熱交換方式には、水冷式と空冷式が存在します。
一般的に空冷式は構造が簡単、水冷式は冷却効率に優れるという特長があります。
・一体型とセパレート型
チラーは冷却対象となる機器から奪った熱(吸熱)をどこかに捨てる(廃熱)必要があります。
チラー本体と廃熱を行う部分が同一の筐体にあるものを一体型,分離しているものをセパレート型といいます。
一般的に一体型は設置スペースが少なくてすみますが、室内に設置した場合は廃熱が室温に影響を与えるというデメリットもあります。
セパレート型はチラー本体を室内に、廃熱部分を屋外に置くというレイアウトがポピュラーですが、配管工事が発生するというデメリットがあります。
-空冷式/一体型- (室内への廃熱がOKの場合)
長所:クーリングタワー水などの一時冷却やそのための配管工事が不要。
短所:廃熱で室温が上がる。運転状況によっては結露する場合がある。
留意点:屋内のエアコン能力がチラーの発熱量(冷却能力の1.3~1.5倍)を下回らないこと。
-空冷式/セパレート型- (室内への廃熱がNGの場合)
長所:室内への廃熱が少ない。
短所:屋内機と屋外機を結ぶ配管工事が必要(別途費用が発生)。
留意点:屋外機と屋内機の設置距離が20m以内であること。
-空冷式/一体型/屋外置-
長所:室内に設置スペースが無くても使用できる(リモート制御盤が付属)。
短所:屋外に置くため、屋内設置型よりもメンテナンスの必要性が高い。
留意点:屋外での廃熱において周囲に影響が無いことを確認しておく。
-水冷式/一体型-
長所:廃熱において排気がないのでクリーンルームに向く。
短所:一次冷却水を引くための配管工事が必要(別途費用が発生)。
留意点:水道水(+25℃)やタワー水(+34℃)が所定量以上供給できること
セパレート型

一体型

空冷式 水冷式


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